鼻笛と民族楽器のブログ

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2010年10月20日水曜日

万笛博覧会!!!〜その5〜

万笛博覧会もラスト!
2日目夜のコンサートです。

この日はこの日にあったレッスンの一つ、
手作り笛講座の手作り笛のコンサートから始まりました
沢山の参加者の方が講師の方とストローや
発泡スチロールのトレイなどで作られた笛を
とってもかわいらしい音で演奏されていて、楽しいコンサートでした。

コンサートが始まりました。最初に出て来られたのはオカリナの方。
昨日のリコーダーの方と同じ方です。
この日は、同じくオカリナ奏者の奥さんとのデュエットも!
オカリナで倍音を使うと言う奏法も聞くことができました。
オカリナの広い世界を見せて頂く事が出来たコンサートでした。

次に出て来られた方は中世の笛を再現されたりしている奏者の方。
バグパイプをメインに様々な笛を演奏されました。
そしてこの方の楽器の中で一番驚いたのが”テイバーパイプ”!
太鼓を叩きながらふける笛で指穴は三つ。倍音を使って広い音域をカバーするそうです。
ヨーロッパの昔の曲も好きなのですが、その雰囲気が感じられて&生で聞けて嬉しかったです。

その次は古楽のフルート。
なんと、プライベートで来られていた奏者の方が演奏を!
フルートの歴史を昔から順に説明されながら演奏をされていらしゃいました。
中には、「基準となる音が家々で違うから作られた」フルートなんて言うのもあり、
素敵な演奏と共に、勉強になるコンサートでした。

そして休みの後、カヴァルの奏者の方が出て来られました。
羊飼いのストーリーから始まったコンサート。
羊飼いの笛だそうで、何とこの方がカヴァルを吹くと六甲山牧場の羊が集まるのだとか・・・!
ウシュクダラ(これもトルコですね)など知っている曲や、東欧の伝統曲など
東欧の音楽の不思議な感覚を生で聞けて感激しました!

現代フルート奏者の方がカヴァルの後に演奏されました。
これは、すごかった・・・。
フルートから出る未知の音色!驚きの連続!
そして、様々なアタッチメント(かな?)を用いた
スーパー・フルートの怒濤・・・。すごかったです。

次に出て来られたのはバーンスリーの方、インド音楽の
「真夜中のラーガ」というものを演奏されました。
これは、ある規則に沿って即興演奏するものだそう。
これ一つを1時間弱演奏されるのですが、全く飽きがこない・・・。
前に「インド音楽は飽きない」という話を聞いた事はあったのですがこれがそうなのかも。
タブラの溜めに中盤、引っぱられました。とても、引き込まれたコンサートでした。

最後のトリをされたのはアンデスの笛の方。
サンポーニャとケーナ、ボンボなどの合奏は圧巻でした。
その中でも特に圧巻だったのは大型サンポーニャです!
吹いた瞬間、多分倍音(?)の様なするどい高い音がした後、低音が出るので
最前列で聞いていると、なにか吹き飛ばされそうな音を浴びることができました。

そして、最後にサプライズが!
なんと、バーンスリー奏者の方の招きで舞台上に上げていただけました!
バーンスリー奏者の方ありがとうございました!大変、感激致しました。

更にそのバーンスリー奏者の方からお誉めの言葉を頂き(特にルパン3世を)、
本当にこの日は嬉しい嬉しい嬉しい、一日となりました。

この万笛博というイベントは私にとって楽しく嬉しく記憶に残るイベントとなりました。
万笛・万歳!

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